カラー用にも使える市販シャンプーおすすめ4選

ヘアカラーはもはやファッションの一部として定着していますよね。折角綺麗に染めてもシャンプーが合わなければ色落ちやダメージヘアの原因になってしまいます。すぐに色が抜けてしまった経験、ありませんか?

市販のシャンプーの中にもカラー用と表記されたものがあったりしますが、効果や成分は実際のところどうなのでしょうか。

本当に髪に良いシャンプーって？

そもそも髪に良いシャンプーとはどういうシャンプーなのでしょうか。

カラー用かどうかにかかわらず、シャンプーで大切なのは「洗浄成分の質が良いかどうか」です。つまり、キューティクルを開かせない、剥がれさせないということが大切なわけです。

シャンプーには界面活性剤が使われています。この界面活性剤の質で、シャンプーの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。界面活性剤がシャンプーの洗浄力に直結するからです。

洗浄力が強いとキューティクルが開いて髪一本一本が絡み合い、ダメージを受けてパサついた髪になってしまいます。

逆に、洗浄力はほどほどだけど良質な界面活性剤が使われていればキューティクルが開くことがないのでダメージは少なくなります。乾かした後も髪がパサついたりしません。

アミノ酸等が使われているものだと洗浄力が強すぎないので良いと言われていますよね。

洗浄力が強い＝洗浄成分の質が良い、というわけではないので注意してください。

カラーした髪にも適したシャンプーとは

基本のシャンプーに大切なことは上に書いたので分かっていただけたと思いますが、カラーした髪だと色落ちなどが気になりますよね。

一般にカラー用として使っても問題の無いシャンプーは、

• 洗浄力が強すぎない
• ヘアカラーの色素が内部から出て行かないようにする成分(ヘマチン等)を含む
• 毛髪の表面をカバーして色素の流出を防ぐ成分(シリコンやオイル等)を含む
• UVをカットしたり熱によるダメージを防ぐ成分を含む

などの特徴があります。

その中でもやはり洗浄力の強さが最も重要です。強い洗浄力で開いたキューティクルのすき間は色素が流れ出てしまう大きな原因になるからです。

つまり、洗浄力の強すぎない、良質な洗浄成分で作られたシャンプーであれば、市販のものでも、カラー用と書かれていなくてもカラー用シャンプーとして十分通用すると言えるんです。

市販のシャンプーで”カラー用”と表記されているものもありますが、同じブランドの中でカラーした髪に最も適しているシャンプーというだけです。

そのブランドの基本的なシャンプーの洗浄成分を確認してみてください。元の質が良くなければ、カラー用を使ったところであまり良い効果は期待できません。

カラー用としても使える！市販のおすすめシャンプー4選

ここまで、良いシャンプーの選び方について見てきました。

プロの美容師の方に言わせると「市販品はあまり期待できない」ものが多いようですが、シャンプーも消耗品ですから、あまりお金もかけられませんよね。

ということで今回は市販のシャンプーの中でも「これは比較的良いかも」と美容師の人も感じた、カラー用として使っても大丈夫なシャンプーを4種類ご紹介します。

おすすめ①HIMAWARI(ひまわり) オイルインシャンプー

内容量: 500ml (ジャンボサイズ)

価格: オープン価格

とても質の良いアミノ酸洗浄剤が配合された、アミノ酸系ノンシリコンシャンプーです。同メーカーで作られている「いち髪」よりも良い洗浄剤が使われています。

ただ、人によっては匂いが好きじゃないという意見もあるようなので、香りの好き嫌いが激しい人は一度ドラッグストアなどのテスターで確認してみてください。

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おすすめ②je’laime アミノシャンプー/トリートメント エクストラモイスト

内容量: 500ml

価格: 900円+税

洗浄成分の配合バランスが良く、洗浄力と質の良さを兼ね備えたシャンプーです。また、ヒアルロン酸など、髪の毛の内側に入り込んでダメージケアをしてくれる成分も含まれています。

商品名に「アミノ」とつくのでお分かりかと思いますが、アミノ酸系シャンプーです。いわゆる「紫のジュレーム」のリニューアル版ですね。

人によって「頭皮のにおいが気になるようになった」などの意見もあるようなので口コミ等も参考にしてみてください。

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おすすめ③je’laime リラックスシャンプー/トリートメント (ソフト&モイスト)

内容量: 500ml

価格: 900円+税

ひとつ前に紹介したジュレームアミノとほとんど洗浄成分が同じなので、優しい洗浄力でしっとり仕上がるアミノ酸系シャンプーです。ジュレームリラックスにしか含まれていない成分もあるため、シャンプー全体の質としてはジュレームアミノよりも良品かもしれません。

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おすすめ④OLEO DOR ボタニカル オイルリペアシリーズ

内容量: 500ml

価格: 900円+税

先に紹介したジュレームと同じメーカーから販売されているアミノ酸系シャンプーです。洗浄成分の配合量に微妙な違いがあるのですが、ダメージをケアするための成分についてはジュレームよりも優れています。

結構甘めな香りのするシャンプーのようなので、苦手な人もいるかもしれません。テスターで確認したり、口コミを参考にしてみると良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

今回紹介した市販のシャンプーに「カラー用」と書かれたものは一つもありませんでした。

シャンプーを選ぶ時、当然用途によって選んでいると思います。ですが、用途云々の前に、そのシャンプーの成分は本当に良いものなのか、カラー用と書かれているからと言って安心して使えるのかを考える必要があると思います。

ちなみに私は美容室で市販のシャンプーについて相談した時にいち髪を勧められて以来いち髪を使い続けていますが、使う前よりダメージを抑えられているように思います(あくまで個人の感想ですが)。

今回紹介したものは市販品の中でも成分の優秀なシャンプーですが、自分の髪質を知るという意味で、行きつけの美容室で相談してみると良いのではないでしょうか。