健康的に太るための最適な食べ物は?
女性の永遠のテーマの一つに「ダイエット」があると思いますが、その一方で、「太りたくても太れない」人がいるのも事実です。「健康的に太る方法があるなら知りたい…」今このページを見ているあなたも、そう思っていませんか?
今回は健康的に太るための食べ物と、それに関わる必要なことを紹介します。
Contents
痩せすぎも問題!?
未だに「痩せている」ことが美の象徴と考えられたり、「痩せている=健康」という風潮は大いにありますよね。ですが、「痩せすぎ」の域に入ってしまうとそれもそれで問題あり。
痩せすぎていることで糖尿病のリスクが出てきたり、早死にする可能性が高まる、とも言われているんです。
そもそもどうすれば太るの?
とても簡単に言えば、食事で摂取したエネルギーに対する消費エネルギーが少なければ太ります。余ったエネルギーが体に蓄積されますから。
図式にすると、
食事で得たエネルギー > 1日に消費したエネルギー = 太る
このようになります。とはいえ、
「それができたら苦労してない!」という方もいらっしゃるでしょう。「食べてるのに太れないから困ってる…」という人もいるでしょう。
実は「たくさん食べているつもりで、実はそうでもなかった」という人も結構います。食品から得られるエネルギー量が少ないと、こういうことが起こりがちです。
まずは胃腸の健康から
ただ太れば良いというわけではありません。太り過ぎて病気のリスクが高まっては元も子もないのですから。
健康的に太るためにはいくつかポイントがあります。健康的に太るために必要なことは何なのか、チェックしてみましょう。
太るためにはやはりそれなりの量を食べる必要があります。ですが、きちんと消化できなければ折角食べても結果にはつながりません。そのために、まずは胃腸の調子を整える必要があります。
健康的な胃腸を手に入れるために、次のようなことを意識してみてください。
ストレスを発散する
日頃からストレスを溜め込んでいませんか?
ストレスは食欲不振にもつながります。太るためにはやはりそれなりの量を食べる必要がありますから、食欲が落ちてしまってはますます太れなくなってしまいます。
まずは良質な睡眠を取り、嫌なことは忘れる努力をすることから始めましょう。
暴飲暴食を控える
もちろん量をそれなりに食べなければ太ることはできませんが、だからと言っていわゆる「ドカ食い」をすれば良いというわけでもありません。
暴飲暴食は胃に負荷がかかるため、かえって逆効果です。
内科を受診する
現代では4人に1人が胃に不調を抱えていると言われています。
どうにも胃の調子が優れない、という人は一度内科を受診することをお勧めします。
健康的に太るため食べ物・食生活
ただ大量に食べ物を食べればいいわけではありません。健康的に太るための食べ物と、食べるときのポイントをしっかり押さえましょう。
1日3食しっかり食べる
まず大切なのは「欠食しない」ということ。朝、昼、夕の1日3食をしっかり摂ることが基本です。
理想は3食バランスの良い食事をしっかり摂ることですが、朝食を抜く習慣のある人がいきなり大量の食べ物を朝から食べられるはずはありません。
まずはフルーツ(バナナなど)から始めて、摂取エネルギーを増やすことに体を慣らしていってください。
夕食の量を多めにする
痩せたい人は夕食の量を軽めにしますよね。それと真逆のことをすれば良いわけです。特に、白米を多めに食べるようにしましょう。
とはいえ、食べ過ぎは胃もたれの原因になったり、翌日の朝食が食べられなくなる原因になるので注意してください。
栄養バランスの良い食事を摂る
暴飲暴食を避ける、白米を食べる…など、ここまで食事に関して少しずつ書いてきました。ここでは具体的に、どのような食事をすれば良いのかをまとめます。
そもそも健康的に太るために重視しなければならないのはカロリーよりも栄養素です。エネルギーになるのは炭水化物と糖質、そして脂肪。
炭水化物と糖質は白米、適量の砂糖と乳製品に多く含まれています。だからこそ白米を食べるべきなんです。
さらに白米は炭水化物の他にもタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルも含んでいます。パンをご飯に変えるだけでも栄養のバランスが取りやすくなります。
脂肪は私達が意識せずとも、普段の食生活で満たせていることがほとんど。なので意識的に油ものを食べようと考える必要はありません。
とはいえこれらの栄養素も、過剰摂取すると体の老化につながったり、脂肪に関しては糖尿病などの疾病の原因になります。しっかり食べることは必要ですが、食べ過ぎはNGということですね。
健康的に太るのに運動は欠かせない
「太るために運動が必要なの?」と思う方も多いかもしれません。ですが、仮に全く運動しなければどうなるでしょう?
全く動かなかった場合、確かにエネルギーの消費は抑えられますが、筋肉量が低下し、体脂肪だけを溜め込むようになります。これではまったく健康的とは言えませんね。
健康的に太るために適した運動(筋トレ)をすることで、健康な体を手に入れることができますよ。
プロテインのススメ
一時期、「プロテインダイエット」というのが流行りましたよね。1日の食事を1食分プロテインに置き換える、というものですが、今回のプロテインの使い方はそうではありません。先ほど、健康的に太るための運動を紹介しましたが、その運動の前後にプロテインを飲むのです。
さらに、寝る前にもプロテインを飲む人もいます。運動前後のプロテインと睡眠前のプロテインは種類が違うので、きちんと確認しましょう。
- 運動前後: ホエイプロテイン (吸収が早い)
- 睡眠前 : カゼインプロテイン (吸収がゆっくり、エネルギー不足を防ぐ)
運動前後に飲むホエイプロテインは牛乳などではなく、スポーツドリンクに溶かした方が飲みやすくてお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?
健康的に太るにはただ食べるのではなく、栄養バランスを考えた食事をし、適度な運動と十分な休養をとることが大切なんですね。
痩せすぎ、太り過ぎはどちらにせよ病気の原因になってしまいます。自分の生活習慣を見直して、健康的な体を目指しましょう。